印材は直感で選ぶのもありです

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印鑑で重要視されるもののひとつに、「印材」があります。
昔は印材といえば、象牙がいちばんだけれど高くて買えないから柘や黒水牛にしよう、なんて話も多くありましたが、みなさんはどんな印材を選んでいますか?

実は、上等な「柘(つげ)」は、一部印相学では最高の印材なのだそうです。
使う人の魂を印鑑に宿すとの考えがあって、そのためには動物性のものはあまり良くなく、加えて国産の本柘ならば、土地の相性も良いというのですね。
私個人としては、植物性の印材はどうしても朱肉の色が沈着していってしまうのであまり好きではありませんが、たしかに自然の植物の美しさは何にも勝るとは思います。

近年わりと安価で見た目にも美しいと人気が高いのは、黒水牛です。
真っ黒のボディは、なんとなく高級そうにみえて、けれど実際にはお手頃価格のものが多いので、選ぶ人が多いですね。

ここ数年でぐっと人気が高まっているのが、チタン。
金属製の印鑑は、あまり見かけないものでしたが、そもそも日本最古の印鑑は黄金です。
その後用いられた官印も銅製だったといわれ、歴史上はちっとも珍しいことではありません。
硬度も押しやすさも良いので、意外と使いやすいのも魅力ですね。

ほかにも、ポップで安価な印材がたくさん登場していたり、海外の歴史では一般的に使用されていた石の印材も増えてきました。
もちろん、お値段もピンキリ。
何が良いかなんて、使ってみなければわからないものですからとりあえず直感が良いです。
どんなに「吉相です!」とうたわれても、半信半疑で使っていたのでは意味がありませんしね。

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