印鑑押印の風習はいつから?

銀行印イメージ

印鑑の歴史というは、ずいぶん古くから残っているものなのだけれど、「銀行印」っていうのは結構新しい制度なんです。
そもそも銀行って、どこからできたものかといえば江戸時代の両替屋さんからです。
今ある銀行も、多くは江戸時代の両替商が発展して残ったものだと言われています。
江戸時代には、すでに押印の習慣はありました。

みんなが印鑑を持って歩いていたわけではありませんが、時代劇なんかでも連判状だの借用書だのに拇印を押していたりするのを一度はみかけたことがあるのではないでしょうか?
けれど、江戸時代の「銀行」には、個人で口座を持つという考え方はありませんでしたから、やはり銀行印なんてものはありませんでした。

今のような銀行が登場するのは、明治から大正にかけてのこと。
ちょうどその頃には、太政官布告で署名のほかに実印を捺印する制度が定められましたから、銀行もそれにならったのでしょうね。
なんでも、現在の天皇のハンコも、明治時代に彫られたものなのだとか。
本当かどうかを確かめる術は私にはないけれど、ちょっと気になりますよね。

ちなみに、印鑑を長持ちさせるためには、メンテナンスも必要なのだそうです。
特に、間にゴミなんかが詰まってしまうと、印影が汚くなってしまう上、ハッキリとした印影にならないので使用上にも問題がありますよね。
また、印材自体が乾燥したりすると、小さく縮んでしまったり、割れたり欠けたりしやすくなるのだとか。
最初の印材選びも大事だけれど、時折ちゃんとお手入れしてあげなければいけませんね。

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