職人さんが減りつつあります

職人イメージ

最近は、「はんこ屋さん」がずいぶんと減ってしまったように思いいました。
印鑑は必要なものなのだけれど、高いお金を出して注文する人が減ったこと、印鑑を使う機会自体が減っていて、あまり磨耗しなくなったこと、などが理由として挙げられるでしょうか。
その代わりといっては語弊があるかもしれないけれど、ネットで通販購入できるはんこ屋さんは、とっても多くなりました。
なんだか気難しそうなおやっさんが、ネットで印鑑販売をしているのを見ると、ちょっと不思議な感じです。

さて、減ったのは「店舗を構えるはんこ屋さん」だけではありません。
そもそも、手彫りでハンコをつくる職人さんが減っています。
どの業界でも、職人さんってどんどん減っているんですよね。
後を継ぐ人がいないから、その人が作れなくなったらそこでおしまいなのです。
「手彫り」とうたっているはんこ屋さんでも、実際には「仕上げだけ手彫り」のはんこ屋さんの方がずっと多く、最初から最後まですべてを手彫りで行なっているお店は少ないです。

職人さんが少ないこともありますが、それ以上に、価格競争で勝ち残れないのも現状。
そりゃそうですよね。
全部完全手作業でつくる印鑑は、どうやったって高額になってしまうか、あるいは技術や労働時間に見合わないほど利益が薄くなるかのどちらかしかないのです。
なくなって欲しくないと思う反面、そんな高価な印鑑を買うかと聞かれると、「印鑑にそこまで……」と思ってしまう。
残念ではあるけれど、印鑑職人さんはこのまま減り続けるのでしょうね。

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